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 私たちは二本足で立ち、手を使い、言葉を獲得することで、長い年月をかけて脳を発達させてきました。しかし今日では科学技術の恩恵を受け日常生活は大変便利になった反面、体を十分に使う機会がどんどん減少しています。すなわち毎日の運動量は減少し、歩かなくなり、力仕事はもちろんのこと手をあまり使わなくなりました。またケータイ、メールで簡単なやり取りはしても、真の会話、読み、書きをする機会が減っています。このような生活スタイルが長く続くと基礎体力の低下、器用さの低下、コミュニケ―ション能力の低下、持久力・決断力・人間力の低下等が起こってくることが予想されます。
 私たちの手、口、足は感覚神経および運動神経の最も豊富な部位です。これは、手、口、足を十分に使えば脳が活性化されることを意味します。
 少子高齢社会の今日、こどもたちの健全な発達と高齢者の健康維持が大きな社会問題ですが、我々の活動は種々の健康増進活動を通して、社会の発展に寄与することを目的としています。